「前後カメラ付きのドラレコを自分で取り付けたいけど、リアカメラの配線が難しそう…」
そう感じて、まだ取り付けに踏み切れていない方は多いのではないでしょうか。
前後2カメラのドラレコは、事故やトラブルの証拠として非常に有効ですが、その分、配線や取り付けの難易度は上がります。特にリアカメラの取り付けは、「天井裏の配線通し」や「リアゲートの蛇腹処理」など、整備士でも手こずる作業です。
この記事では、現場を知る整備士の視点から、前後カメラドラレコの自力取り付け手順と注意点をリアルに解説。
「DIYでできるのか」「どこが難しいのか」「プロに頼むべきラインはどこか」まで、初心者でもわかるようにまとめました。
✅この記事でわかること
- 前後カメラ取り付けの全体の流れ
- リアカメラ配線の難所と対策
- 失敗しがちな落とし穴と解決法
- 自分でやる?プロに任せる?判断基準
節約も大切ですが、安全・確実に取り付けることが最優先。
この1記事で、あなたの「後悔しないDIY取り付け」がグッと近づきます。
🛠 前後ドラレコの取り付け手順【基本フローを解説】
前後2カメラタイプのドライブレコーダーを自分で取り付ける際は、「何から手をつけたらいいかわからない」と悩みがちです。
ここでは、整備士が現場で行っている流れをベースに、初心者でも取り組みやすい手順を解説します。
🔹 手順の全体像(所要時間の目安:1.5〜3時間)
- ドラレコ本体とリアカメラの仮固定
- 配線のルートを確認・仮決め
- リアカメラの配線通し(難所)
- 電源の接続(シガーソケット or ヒューズボックス)
- 動作確認(前後カメラ、録画、音声)
- しっかりと本固定・配線の隠蔽処理
🔧 必要な工具と便利グッズ
| 必需品 | 備考 |
|---|---|
| 内張り剥がしツール | 配線を隠すために内装を浮かせる作業で必須 |
| 結束バンド・配線クリップ | 配線の固定やまとめに使う |
| 電工ペンチ・検電テスター | 電源をヒューズから取る場合は必要(通電確認) |
| ドラレコ対応SDカード | 記録用。推奨スペックのものを必ず使用する |
| 配線ガイドワイヤー | 天井裏やゴム蛇腹を通すときに便利(必須レベル) |
👉 工具はAmazonやモノタロウでセット購入も可能です(後述で紹介)
🔌 電源は「シガーソケット」と「ヒューズ接続」で分かれる
✅ 初心者におすすめ:シガーソケット接続
- 難易度:★☆☆☆☆(簡単)
- メリット:加工不要。差すだけでOK
- デメリット:ソケットが1つ埋まる/コードがむき出し
✅ 慣れていればアリ:ヒューズボックスから電源を取る
- 難易度:★★★☆☆(やや中級者向け)
- メリット:配線が隠せてスッキリ、常時電源やACC電源が選べる
- デメリット:配線ミスのリスクあり。車種ごとのヒューズ位置確認が必要
👉 特に駐車監視モードを使いたい人は、ヒューズ接続+常時電源取り出しが必要になります。
🪛 配線の「美しさ」が満足度を左右する
前後カメラモデルでは、リアカメラのコードをいかにキレイに隠すかがポイントです。
プロのように「配線が全く見えない仕上がり」を目指すなら、内装の脱着やゴムパッキン処理は避けられません。
次の見出しでは、特に難所となる「リアカメラの配線通し」について詳しく解説します。
🚗 リアカメラの配線通し|車種別の注意点まとめ
前後2カメラタイプのドラレコで最大の難関がこの「リアカメラの配線通し」です。
ここがうまくできるかどうかで、取り付け作業の成否と見栄えが決まると言っても過言ではありません。
整備現場の視点から、車種によって異なるポイントと注意点を解説します。
🔧 なぜリアカメラの配線が難しいのか?
リアカメラのコードは、前方のメインユニットから車の天井裏・サイドピラー・リアゲートの中を通していく必要があります。
✅ 主な難所:
- 天井の内張りに隙間がない or 固くて浮かせづらい
- リアゲートへの通線で蛇腹(ゴムチューブ)を通す作業
- リアカメラの設置面が斜め or 曲面で固定しづらい
このあたりで挫折する人が多く、「前だけ取り付けて終わり」にしてしまうケースも少なくありません。
🚘 車種別|リア配線で注意が必要なポイント
◾ 軽ハッチバック車(例:N-BOX、ムーヴ、ワゴンRなど)
- リアゲートが軽く、内装パネルが小さめ
- ゴム蛇腹の取り外しがやや簡単
- ピラー構造がシンプルで初心者向き
✅ 比較的やりやすいが、カメラ位置の確保に工夫が必要
◾ セダン・クーペ(例:クラウン、プリウス、シビックなど)
- トランクと室内が分かれている車種が多く、配線の経路が複雑
- リアガラスの角度が急で、リアカメラが貼りにくい
- 天井裏の内装がしっかり固定されていて、内張り剥がしが大変
✅ 難易度は高め。初心者はプロ依頼も検討を。
◾ SUV・ミニバン(例:ヴォクシー、ハリアー、セレナなど)
- ボディが大きく、配線が長くなる(延長コードが必要な場合も)
- リアゲートの蛇腹処理がやや複雑
- ピラーの内装が硬め+エアバッグに注意
✅ 配線長に注意。作業スペースは広いが、配線処理に時間がかかる
🧰 リアカメラ配線のコツ
- 配線ガイドワイヤーを使うと天井裏・蛇腹通しがスムーズ
- ピラーにエアバッグがある車種は絶対にエアバッグの前に配線しない
- カメラはリアガラス上部の中央に貼るのが最も実用的
- 配線は「たるみゼロ・無理な角度ゼロ」を意識する
⚠ 実際に取り付けてみた|トラブル事例と対処法
DIYで前後カメラ付きドラレコを取り付けると、「思っていたより難しかった…」という声が多く寄せられます。
ここでは整備現場でもよくあるリアルなトラブル事例とその解決策を紹介します。
❌ トラブル①:リアカメラの映像が映らない
原因あるある:
- カメラケーブルの差し込みが甘い(しっかり奥まで差せていない)
- コードが断線している(無理な曲げ or ドアの挟み込み)
- 電源が入っていない or 本体がフリーズしている
✅ 対処法:
- 差し込みを再チェック(カチッと感があるまで押し込む)
- カメラ側・本体側の端子をやさしく掃除
- 一度SDカードを抜き、電源を再起動(本体リセット)
❌ トラブル②:配線が見えてダサい・目立つ
原因あるある:
- ピラー内に配線を通していない
- 配線固定が甘く、天井から垂れてきている
- 車種に対して配線の長さが足りず、引っ張られている
✅ 対処法:
- 内張り剥がしを使ってピラー内にしっかり収納
- 結束バンドや配線クリップで固定
- 長さが足りない場合は**延長ケーブル(専用品)**を使う
❌ トラブル③:電源が入らない/すぐ落ちる
原因あるある:
- 電源ケーブルの接触不良(特にヒューズ電源)
- 電圧が足りない(モバイルバッテリー使用時など)
- SDカードエラー(相性 or フォーマット不良)
✅ 対処法:
- 他の電源ソースで確認(シガー→ヒューズ、逆も)
- SDカードは**ドラレコ推奨品(UHS-I/Class10以上)**を使用
- 配線ミスの場合はプロにチェックしてもらうのが安全
✅ 結論:手こずってOK、でも安全だけは妥協しない
取り付けに時間がかかるのは当然。
特に初めてのDIYなら、2〜3時間かかるのは普通です。
焦らず、安全第一で作業を進めてください。
もし迷ったら、「プロに任せる」という選択肢もコスパの良い判断です。
🤔 自分でやる or プロに頼む?判断基準とアドバイス
ドラレコを「自分で取り付けるか」「プロに頼むか」は、人によって正解が異なります。
ここでは整備士としての立場から、判断の目安をわかりやすく解説します。
🔧 こんな人は自分で取り付けてもOK!
✅ 配線作業やDIYが好き/苦手意識がない
✅ 自宅にガレージまたは十分な作業スペースがある
✅ リアカメラ付きでも軽自動車・ハッチバックなど比較的配線しやすい車種
✅ 工具を持っている or 買いそろえてもいい
➡ 節約重視の方には十分可能。
ただし、作業時間は3〜5時間見ておくと安心です。
🧰 工具をまだ持っていない方へ
リアカメラの取り付けには以下のような工具があると便利です:
- 内張り剥がしツール(樹脂製)
- 配線ガイドワイヤー
- 結束バンド/配線クリップ
- 電源取り出しハーネス(ヒューズ用)
→ 自分でやる方向けのツールまとめ記事はこちら【内部リンク予定】
👨🔧 こんな人はプロに任せたほうが安全!
✅ 配線や電源まわりの知識がない・苦手
✅ リアゲート付きの車(SUV/ミニバン/輸入車など)
✅ 時間がない・失敗するのが不安
✅ カメラを確実に固定してもらいたい
➡ プロに任せれば、最短1〜2時間で確実な取り付けが可能です。
最近はネットで買って、持ち込みで取り付けてくれる業者も増えています。
✅ 持ち込みOKのプロ取付業者を探すには?
「くらしのマーケット」なら、持ち込みドラレコ取り付けOKの整備士や業者を、エリア別に探せて便利です。
▶ 【内部リンク】おすすめ業者の探し方はこちら
(※アフィリエイトリンク設置部分)

コメント