【徹底比較2026】アジアンタイヤのおすすめ!ハンコック・ナンカン・ケンダ・クムホ・ネクセンを解説

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アジアンタイヤ

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整備工場でアジアンタイヤを比較する整備士

タイヤ交換で4本10万円。「ちょっと待って、そんなに?」と見積もりを二度見したことはありませんか。

だからアジアンタイヤを調べている。でも「安すぎて逆に怖い」「バーストしたらどうしよう」——その不安もよくわかります。

実は僕も20年前、お客さんの車で安いアジアンタイヤの異音トラブルを何度も見てきた側の人間です。

でも断言します。今のアジアンタイヤは、選び方さえ間違えなければ国産の半額で十分戦えます。

ネットによくある「星3.8」みたいな格付けはしません。あの数字に根拠がないことは、現場の整備士が一番知っています。その代わりこの記事では、車種別に「これを買えばいい」という結論と、失敗しない買い方まで、全部言い切ります

✅ この記事でわかること

  • アジアンタイヤとは何か
  • 主要4メーカーのわかりやすい比較(強み・弱み・価格感)
  • 車種別に「どれを選べばいいか」の結論
  • 初心者が失敗しない選び方

目次

【整備士の結論】まずここだけ読めばOK

迷ったときのシンプルな車種別おすすめです。詳しい比較は各セクションで説明します。

あなたの車おすすめNo.1理由
軽自動車ハンコック Kinergy Eco²静粛性・耐久性のバランスが最良
ミニバンハンコック KINERGY eco RV唯一のアジアン系ミニバン対応設計
SUVクムホ CRUGEN HP71耐荷重・安定性・耐久性すべてが高水準
スポーツハンコック VENTUS PRIME4 K135グリップ・操縦性ともにアジアントップクラス
スタッドレスハンコック Winter i*cept iZ3雪道・氷上ともに国産と遜色なし
オールシーズンハンコック Kinergy 4S2雨・雪・夏のバランスが突出している

※各タイヤの購入は、取付予約までネットで完結するタイヤワールド館ベスト、輸入タイヤ専門のオートウェイ、国内外ブランドを扱うCARTUNEタイヤが便利です。楽天リンクは価格の参考にどうぞ。

用途別アジアンタイヤの選び方

選び方に合う購入先を確認する

1. アジアンタイヤとは?

アジアンタイヤとは、主に次の国で製造されたタイヤの総称です。

  • 韓国(ハンコック・クムホ)
  • 台湾(ナンカン・ケンダ)
  • 中国(グッドライド・サイロン など)
  • インドネシア

💬 「安かろう悪かろう」はもう昔の話

ここ10年で技術力が爆発的に向上し、世界トップ級メーカーもOEM採用する時代になっています。とくに韓国勢は欧州車に純正採用されるほど品質が上がりました。


2. アジアンタイヤ4メーカー徹底比較

日本で流通量が多く信頼性の高い4メーカーに絞って比較します。「どのメーカーが上か」ではなく「用途に合うか」が選ぶ基準です。

さらに今回は、最近問い合わせが増えている格安クラスの5ブランド(ラウフェン・ZEETEX・グッドライド・サイルン・ミネルバ)も第2グループとして追加しました。

メーカー価格帯(目安)得意分野
HANKOOK国産の50〜70%静粛性・品質の安定感
NANKANG国産の40〜60%コスパ・高回転用途
KENDA国産の30〜50%価格最優先・軽用途
KUMHO国産の50〜70%高速・SUV・スポーツ

失敗しない買い方は、この3つから選ぶだけ

どのブランドをどこで買うか。迷ったら、自分のタイプに合うものを1つ選んでください。

1円でも安く。通勤・仕事の足なら

安さで選んで失敗したくないなら、輸入タイヤ専門のオートウェイが確実です。ナンカン・ケンダ・ZEETEX・ミネルバの格安ゾーンが最強。製造工場の視察まで行う専門店なので、格安クラスでも品質チェック済みです。提携取付店「タイヤピット」に直送すれば、取付予約までネットで完結します。

家族を乗せる車。品質に妥協したくないなら

迷ったらハンコックにしましょう。国産の半額クラスで、欧州車の純正にも採用される品質です。買うならタイヤワールド館ベスト。取付予約までネットで完結するので、持ち込みの気まずさもありません。

SUV・スポーツ。走りにこだわるなら

クムホの得意分野です。高速安定性とグリップに定評があり、SUV専用設計のCRUGENシリーズは「とりあえずこれでOK」の安心感があります。CARTUNEタイヤで在庫とサイズをまず確認してみてください。

CARTUNEタイヤは、国内外のタイヤを扱う通販サイトで、クムホ・ハンコック・ラウフェンなどのアジアンタイヤも取り扱っています。

【第2グループ】さらに安い!格安アジアンタイヤ5ブランド

ここまで紹介した4メーカーは「実績で選ぶアジアンタイヤ」でした。

ここからは、さらに価格を抑えた「格安クラス」の5ブランドを紹介します。

最近、工場に入ってくる車のタイヤを見ていると、このクラスのアジアンタイヤ率が本当に上がりました。それだけ選ぶ人が増えているということです。

先に正直な話をさせてください。

プロの整備士でも、タイヤの善し悪しを見た目だけで判断するのは正直難しいんです。だからこのクラスを選ぶときは「流通量が多いか」「実際に使った人の口コミがどうか」で判断するのが一番現実的。ここではその基準で5ブランドに絞りました。

メーカー国・拠点価格感こんな人向け
LAUFENN(ラウフェン)韓国(ハンコック系列)品質と安さの両立
ZEETEX(ジーテックス)UAEドバイ通勤・街乗りで安く
GOODRIDE(グッドライド)中国商用車・とにかく安く
SAILUN(サイルン)中国大手の安心感と安さ
MINERVA(ミネルバ)ベルギー発・中国生産価格最優先・口コミ確認できる人

LAUFENN(ラウフェン)|ハンコックの品質管理で作られる姉妹ブランド

ラウフェンは、第1グループで紹介したハンコックが展開する格安ブランドです。

つまりハンコックの品質管理のもとで作られながら、価格はワンランク下。「ハンコックにするかラウフェンにするか」で迷う人が多いのも納得の位置づけです。

ラウフェンはハンコックが展開するセカンドブランドで、同社の品質管理の土台を受け継いでいます。

ハンコックとラウフェンの違い

性能・静粛性の上限はハンコック本体が上。ただし通勤・街乗りメインなら、ラウフェンで不満が出る場面はほとんどありません。「ブランドより実利」ならラウフェン、「少しでも快適に」ならハンコックです。

ラウフェンを探すならCARTUNEタイヤで探す

ZEETEX(ジーテックス)|格安クラスの人気筆頭

ZEETEXはドバイに拠点を置くタイヤブランドで、製造は中国・インドネシア。世界85カ国で販売されており、日本ではタイヤ通販大手で売れ筋の定番になっています。

格安クラスの中では「静かさ」の口コミ評価が高いのが特徴で、通勤・街乗り用として選ばれることが多いブランドです。

※オートウェイは製造工場の視察・品質管理チェックまで行っている輸入タイヤ専門店です。コスパ重視の格安クラス筆頭です。PayPay派の方はオートウェイYahoo!店でもサイズ検索できます。

GOODRIDE(グッドライド)|世界シェア上位の中国大手

グッドライドは中国の中策ゴムのブランドです。中策ゴムは世界のタイヤ売上ランキングでトップ10に入る巨大メーカーで、「聞いたことがないから不安」という心配は規模の面では当てはまりません。

商用バン・軽トラック用のラインナップも厚く、仕事で使う車のコストを抑えたい人に向いています。

SAILUN(サイルン)|急成長中の新興大手

サイルンも中国の大手メーカーで、近年世界シェアを大きく伸ばしているブランドです。世界売上ランキングでもトップ10圏に成長しており、規模と勢いは格安クラスの中でも頭ひとつ抜けています。

価格はグッドライドと同水準。流通量が増えているぶん、口コミも集まりやすくなってきています。

※オートウェイは製造工場の視察・品質管理チェックまで行っている輸入タイヤ専門店です。ラウフェン・グッドライド・サイルンはいずれもオートウェイの格安ゾーンで取り扱いがあります。PayPay派の方はオートウェイYahoo!店でもサイズ検索できます。

MINERVA(ミネルバ)|最安クラス。ただし評価は分かれる

ミネルバはベルギー発祥の歴史あるブランド名で、現在は中国生産の格安タイヤとして流通しています。

ここは正直に書きます。ミネルバの評価は、はっきり分かれます

「国産と変わらず走れる」「乗り心地が柔らかい」という満足の声がある一方、海外のタイヤ評価サイトの格付けでは、アジアンタイヤの中でも下位グループとされています。ロードノイズが大きめという声も目立ちます。

ミネルバを選ぶなら「価格最優先で、口コミを自分で確認してから買える人」向けです。通販サイトのレビューで、自分の車種・使い方に近い人の評価を必ずチェックしてください。

※オートウェイは製造工場の視察・品質管理チェックまで行っている輸入タイヤ専門店です。最安クラスで予算重視の方向けです。PayPay派の方はオートウェイYahoo!店でもサイズ検索できます。

第2グループの選び方まとめ

格安5ブランドの結論

  • 品質の安心感を最優先 → ラウフェン(ハンコック系列)
  • 街乗りで静かさと安さの両立 → ZEETEX
  • 商用車・仕事車のコスト削減 → グッドライド/サイルン
  • 1円でも安く&口コミを自分で確認できる → ミネルバ

第1グループ(ハンコック等の実績組)と第2グループの価格差は、体感的にワンランク。そのぶん静粛性や上限性能に差はあります。「家族を乗せるメインカー」なら第1グループ、「通勤・仕事の足」なら第2グループ、という分け方が僕のおすすめです。

ラウフェン・ZEETEX・グッドライド・サイルン・ミネルバは、いずれもAUTOWAY(オートウェイ)で取り扱いがあります。サイズ・価格・口コミを見比べたい方はチェックしてみてください。

3. 軽自動車向けアジアンタイヤ比較【155/65R14】【165/55R15】

⚡ 軽自動車で選ぶ3つのポイント

  • 価格 ― タイヤサイズが小さいのでコスパ重視で十分
  • 静粛性 ― 車内が簡素な分、ロードノイズが目立ちやすい
  • 耐久性 ― 安すぎると摩耗が早く、結果的に損になる
メーカー・銘柄155/65R14 価格
HANKOOK Kinergy Eco²約4,000円
NANKANG NA-1約4,740円
KENDA KR203約3,990円
KUMHO ES31約3,940円

✅ 軽自動車おすすめNo.1:HANKOOK Kinergy Eco²

  • 静粛性・耐久性のバランスがアジアンタイヤの中で最良
  • 欧州OEM採用実績があり品質が安定している
  • 国産タイヤからの乗り換えでも違和感が少ない

4. ミニバン向けアジアンタイヤ

ミニバンは車体が重く背が高いため、カーブでフラつきやすく、タイヤの外側だけ減りやすい特徴があります。本来はミニバン専用タイヤが理想ですが、アジアンタイヤでは専用設計モデルがほとんど存在しません。

✅ ミニバンおすすめNo.1:HANKOOK KINERGY eco RV

  • アジアン系で唯一、ミニバンの重さ・走行特性を考慮した設計
  • フラつきにくく、片減りしにくい
  • 静かさ・乗り心地も一般ユーザーが満足できるレベル
  • 初めてアジアンタイヤを使う方・高すぎるタイヤは避けたい方に最適

5. SUV向けアジアンタイヤ比較【225/65R17】

SUVとタイヤ

⚡ SUVで選ぶ3つのポイント

  • 耐荷重 ― 車体が重く、SUV対応設計でないと摩耗が早い
  • 高速安定性 ― 高速道路利用が多く、直進性が重要
  • 耐久性 ― 偏摩耗を防ぎ、長く使えるかが差になる
メーカー・銘柄価格(225/65R17)
ハンコック Ventus evo SUV約11,600円
クムホ CRUGEN HP71約12,600円

✅ 総合バランス重視 → クムホ CRUGEN HP71

SUV専用設計で耐荷重・安定性・耐久性がすべて高水準。街乗り〜高速まで幅広く対応する「とりあえずこれでOK」な1本。


6. アジアンスポーツタイヤ比較【225/45R17】

テストコースでスポーツタイヤのグリップを確認する車

街乗り+走りを楽しみたい人向けの比較です。グリップと操縦性が選ぶポイントになります。

メーカー・銘柄価格(225/45R17)
ハンコック VENTUS PRIME4 K135約10,499円
ナンカン NS-25約9,150円
ケンダ KR20約8,400円
クムホ ECSTA PS91約10,150円

✅ 走りの安心感重視 → ハンコック VENTUS PRIME4 K135

グリップ・高速安定性・操縦性すべてがアジアントップクラス。走りを楽しみたい人の定番。


7. アジアンスタッドレスタイヤ比較【195/65R15】

⚡ スタッドレスで選ぶ3つのポイント

  • 雪道性能 ― 圧雪路での安心感に直結
  • 氷上性能 ― 凍結路での制動距離に影響
  • 価格 ― 使用頻度に対して過剰性能は不要
メーカー・銘柄価格(195/65R15)
ハンコック Winter i*cept iZ3約7,440円
ナンカン AW-1約8,190円
ケンダ KR36 ICETEC NEO約9,900円
クムホ WINTERCRAFT ice Wi61約8,900円

✅ スタッドレスおすすめNo.1:ハンコック Winter i*cept iZ3

  • 雪道・氷上ともにアジアン系スタッドレスで最高水準
  • 国産スタッドレスからの乗り換えでも違和感が少ない
  • 高速道路や凍結路でも安心感がある

📖 柏市にお住まいの方はこちらも

「柏市でスタッドレスは本当に必要?オールシーズンで乗り切れる?」——地元整備士が柏市の雪事情をもとに本音で比較しています。

👉 【柏市版】冬タイヤはどれが正解?スタッドレス・オールシーズン・アジアンを整備士が比較


8. アジアンオールシーズンタイヤ比較【155/65R14】

冬の路面を安全に走る車

⚡ オールシーズンで選ぶ3つのポイント

  • 雪対応性能 ― 軽い雪・圧雪路での安心感(凍結路・豪雪はスタッドレスが必要)
  • 通年性能 ― 夏タイヤとして違和感なく使えるか、静かさ・減りにくさ
  • 価格 ― 4本セットでの導入しやすさ
メーカー・銘柄4本価格(155/65R14)
ハンコック Kinergy 4S2約24,840円(4本)
クムホ SOLUS 4S HA32約18,920円(4本)

✅ オールシーズンおすすめNo.1:ハンコック Kinergy 4S2

  • 雨・雪・夏のバランスがオールシーズンカテゴリで群を抜いている
  • 3PMSF対応で軽い雪なら安心
  • 国産オールシーズンの代替としても選ばれやすい

正直に言います。整備士がアジアンタイヤを自分から勧めない理由

ここまでブランドを紹介してきましたが、一つだけ、僕の本音を話させてください。

僕は、お客さんに自分からアジアンタイヤを積極的に勧めることはしません。

理由は20年ほど前の経験です。

「走行中に異音がする」というご相談があると、決まってタイヤはあるアジアンメーカー品でした。交換した直後は何も問題ない。でも数ヶ月経つと、「ボォンボォン」という異音が出るようになる。そんなケースが何度もありました。

今は品質が違うことも知っている

今のアジアンタイヤは、当時とは比べ物にならないくらい品質が上がっています。国産に匹敵すると言われるブランドも実際にあります。それは整備士としてわかっています。

それでも、あの頃を知っている整備士は、簡単に「アジアンタイヤにしましょう」とは言えません。もしお客さんに何かあったら、「なんでアジアンタイヤなんか履かせたんだ」と信頼を失うからです。

ただ、「アジアンタイヤはやめとけ」という話ではありません。使い方によっては、アジアンタイヤで十分満足できる人がたくさんいます。だからこそ、この後の「選び方」と「買い方」が大事なんです。

レースをしないなら、見るべきはこの3つだけ

タイヤの善し悪しは「グリップ力」「コーナリング性能」などの専門的な指標で語られがちです。でもサーキットを走るわけではない普段乗りのユーザーが本当に気にすべきポイントはもっとシンプルです。

  • バーストなどをしない安全性 → 高速道路や長距離移動で命に関わる部分。ここだけは絶対に妥協しない
  • 静音性 → ロードノイズの大きさは、毎日の運転の快適さに直結する
  • 耐摩耗性 → 減りが早いと、トータルコストで国産と変わらなくなることもある

本当の良し悪しがわかるのは、1〜2年乗ったあなた自身

もう一つ、プロとして正直に言います。僕らが交換作業のときに判断できるのは「ゴムの柔らかさ」と「ホイールバランスがきちんと取れるか」くらいなんです。

本当の意味での良し悪し——1〜2年乗ってどう摩耗するか、静かさが保たれるか——これがわかるのは、乗り続けたお客さん自身です。だからこそ、買う前に通販サイトの購入者レビューを読み込むことが、僕らプロの目利きと同じくらい大事になります。レビュー件数が多い店・売れている店で買うことには、それだけで意味があるんです。

ネットではロットを選べない。だから「売れている店」で買う

ネット購入では、タイヤの製造ロットを指定できないことがほとんどです。ハズレロットを避ける確実な方法はありませんが、リスクを下げる方法はあります。

在庫の回転が早い店=売れている店を選ぶことです。

売れている店は在庫が常に新しく入れ替わります。さらに大手の中には、メーカーと提携し、現地の製造工場まで視察して品質管理をチェックしている店舗もあります。

ネット購入の段取りや取付店への持ち込みについて詳しくは、こちらの記事も参考にしてください。
ネット購入の正しい段取りと工場側の本音はこちら

信頼できるアジアンタイヤの見分け方。3つの線引き

この記事をSNSで話題にしたとき、タイヤに詳しい読者の方から「アジアンタイヤと一括りにするのではなく、線引きが大事」という指摘をもらいました。調べてみると、まさにその通りだったので、判断基準として整理します。

「アジアンタイヤ」と一括りに語れる時代は終わりました。同じアジア製でも、信頼度には明確な差があります。見るべきポイントは3つです。

線引き①:老舗タイヤメーカーとの技術提携があるか

アジアンタイヤの品質が急上昇した背景には、日欧の老舗メーカーとの技術提携があります。

  • ハンコック(韓国) → 横浜ゴムと技術提携。世界シェア上位の実力
  • ナンカン(台湾) → こちらも横浜ゴムと技術提携。台湾最古参(1959年創業)
  • ATR(インドネシア) → ピレリ(イタリア)と技術提携

老舗の技術が入っているメーカーは、設計・品質管理の土台がしっかりしています。「どこと組んで技術を磨いてきたか」は、価格表には出てこない信頼の指標です。

線引き②:新車への純正採用実績があるか

一般の方が一番確認しやすいのがこれです。自動車メーカーは新車に装着するタイヤを厳しくテストするため、純正採用は品質の証明になります。

純正採用の実績例

  • ハンコック:トヨタ(bZ4X・ヤリス)、ダイハツ、三菱のほか、フォルクスワーゲン・アウディなど欧州メーカーにも供給
  • クムホ:レクサスGS/IS、メルセデス・ベンツE/Cクラス、BMW5/3シリーズへの推奨実績

「新車に最初から付いてくるブランドかどうか」。迷ったらここを見てください。

線引き③:本体ブランドか、セカンドブランドか

意外と知られていませんが、大手アジアンメーカーは廉価版の「セカンドブランド」を展開しています。

たとえば本記事でも紹介しているラウフェンは、ハンコックが展開するセカンドブランドです(ハンコックはLaufenn・Kingstar・Road Fitの3つの廉価ブランドを持っています)。

セカンドブランドが悪いわけではありません。ハンコック系列であれば品質管理の土台は共有されています。ただし、本体ブランドと同じ性能を期待して買うと、ズレが生じます。「安い理由」を理解した上で選ぶことが大事です。

まとめると、「技術提携あり・純正採用あり・本体ブランド」なら国産の代わりに検討して問題ないゾーン。「提携不明・採用実績なし・聞いたことのないブランド」は、価格がどれだけ魅力でも慎重になるべきゾーン。この線引きだけ覚えておけば、大きな失敗はありません。

9. 失敗しないアジアンタイヤ選び3原則

アジアンタイヤ購入前の5項目チェックリスト

整備士として20年以上の経験から、アジアンタイヤで後悔する人に共通するパターンがあります。以下の3原則を守れば失敗はほぼゼロになります。

原則1:安すぎるタイヤは避ける(1本5,000円以下は要注意)

アジアンタイヤの中でも極端に安いものはゴムの劣化が早く、1〜2年で使えなくなるケースがあります。結果的に国産タイヤより高くつくことも。信頼できるブランドの最安値が「適正価格」と考えてください。

原則2:車種に合った設計かどうかを確認する

ミニバンに普通の乗用車向けタイヤを履かせると、カーブでフラつきやすく偏摩耗しやすくなります。「自分の車種に合っているか」を商品説明で必ず確認しましょう。

原則3:製造年週を確認する(4年以内が目安)

タイヤのサイドウォールには4桁の製造年週(例:2423=2024年23週)が刻印されています。製造から4年以上経過したタイヤはゴムが硬化しているため、新品でも性能が落ちています。楽天などの通販では商品ページに記載がある場合もあるので確認しましょう。


10. よくある質問(FAQ)

Q. アジアンタイヤは危険ですか?

A. ハンコック・クムホなどの主要ブランドであれば危険ではありません。これらは欧州・米国の新車OEMにも採用されており、安全基準は国産タイヤと同等です。ただし、無名ブランドの格安タイヤは品質にばらつきがあるため避けてください。

Q. アジアンタイヤは何年くらい持ちますか?

A. 主要ブランドなら4〜5年程度が目安です。国産タイヤと比べると1〜2年短い傾向がありますが、価格差を考えると十分コスパに優れています。走行距離よりも年数で劣化するため、4年を超えたら溝が残っていても交換を検討してください。

Q. 高速道路でも使えますか?

A. 問題なく使えます。ハンコックやクムホは高速安定性が特に高く、長距離ドライブでも安心です。ただし空気圧管理はこまめに行ってください。高速走行時の空気圧不足はどのタイヤでもリスクになります。

Q. 国産タイヤからアジアンタイヤに変えると乗り心地は変わりますか?

A. ハンコックなら多くの方がほぼ違和感を感じません。ロードノイズがやや大きくなる場合がありますが、普段使いのレベルでは気にならない差です。静粛性を特に重視する方はハンコック Kinergy Eco² を選ぶのがおすすめです。


11. まとめ|賢く選んで、安全に乗る

アジアンタイヤを「星の数で格付けする」記事は数多くありますが、この記事ではその方法を取りませんでした。理由は、整備士として「本当の良し悪しは乗り続けたユーザーにしかわからない」と知っているからです。

選び方の3基準

  • バーストしない安全性 → 高速・長距離で命に関わる。絶対に妥協しない
  • 静音性 → 毎日の快適さに直結する。通販レビューで傾向を読む
  • 耐摩耗性 → 交換サイクルが早いと国産とコストが変わらなくなる

買い方の2原則

  • 通販サイトの購入者レビューを読み込む → 1〜2年乗った人の声が、整備士の目利きと同じくらい信頼できる
  • 売れている店で買う → 在庫回転が早く、製品が新しい。工場視察・品質管理まで行っている店が理想

どこで買う?

アジアンタイヤ狙いなら → オートウェイ(製造工場まで視察・品質管理チェック済み。タイヤピット直送で取付予約もネット完結)
オートウェイ公式でサイズから探す

※オートウェイは製造工場の視察・品質管理チェックまで行っている輸入タイヤ専門店です。提携取付店「タイヤピット」に直送すれば、取付予約までネットで完結します。

ハンコックや国産・欧州系も見たいなら → タイヤワールド館ベスト(グーネットピットと連携。購入から取付予約までネット完結)
タイヤワールド館ベストで探す(取付予約もネットで完結)

※タイヤワールド館ベストはグーネットピットと連携しており、購入から取付予約までネットで完結できます。

ハンコック・クムホ・ラウフェンなど、国内外のブランドを幅広く扱うCARTUNEタイヤもあわせてチェックしてみてください。

迷ったら、いつもの整備工場に一度相談してからでも遅くありません。自分の車・走行環境・予算を合わせて話すと、より具体的なアドバイスがもらえます。

楽天ポイント・PayPayを貯めたい方へ

ポイント経済圏を優先したい方は、以下の店舗でも購入できます。お買い物マラソンなどポイントアップのタイミングなら、実質価格で逆転することもあります。

※価格・在庫の見やすさでは、本文で紹介した3社(オートウェイ公式タイヤワールド館ベストCARTUNEタイヤ)が便利です。

12. タイヤ取付について

タイヤを通販で購入した場合、取付は別途カーショップや整備工場に依頼する必要があります。

取付場所費用の目安(4本)特徴
イエローハット・オートバックス8,000〜12,000円予約不要で当日対応が多い。廃タイヤ処理込み
ガソリンスタンド6,000〜10,000円安価だが技術にばらつきあり
地元の整備工場4,000〜8,000円最安値が多い。常連になると融通が利く
AUTOWAY提携店購入時に確認購入と同時に取付予約できて便利

⚡ 取付時に確認してほしい3点

  • バランス調整(ホイールバランス)を必ず依頼する
  • 空気圧を車両指定値に合わせてもらう
  • 取付後100km走行後にトルクレンチで増し締め確認を依頼する

リース車のタイヤ交換費用が気になる方はこちら:カーリースのタイヤ交換は誰が払う?

新品タイヤは前と後ろ、どっちに入れる?という疑問がある方はこちら


参考資料・確認日

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この記事を書いた人

Mat(マット)|千葉県柏市の整備工場で20年以上働く現役整備士。
クルマにまつわるお金の話、買い方、使い方を本音で発信しています。
お世辞もリップサービスもなし。現場で見てきた話だけ書きます。

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