代車って無料なの?車屋で働く僕が代車事情を本音で話す

当ページのリンクには広告が含まれています。

「車検の間、代車って借りられるんですか?」

整備の仕事をしていると、これ、本当によく聞かれます。免許を取って何年も経つのに、代車のルールって意外と知られていないんですよね。今日は現場目線で、代車の仕組みとお金の話、そして地味に大事な「返却時のガソリン問題」まで、本音で書いていこうと思います。

車検・修理のたびに毎回説明してるんですが、実はここ数年でちょっと事情が変わってきてるんです。それも含めて話しますね。

目次

そもそも代車って何?車検・修理・事故で微妙に違う

代車とひとことで言っても、実は場面によって性質が違います。

  • 車検・定期整備の代車:入庫している間、店側が無料で貸し出す「作業用の足」
  • 事故・故障(レッカー搬送)の代車:最近は任意保険の他車運転特約やレンタカー特約を使って手配するケースが増えている

昔は「事故った→とりあえず店の代車」が普通でしたが、今は保険会社がレンタカーを直接手配してくれる契約が主流になってきました。これ、地味に大きな変化です。

  • 車検・整備入庫時の代車=店が無料で貸す
  • 事故・故障時=保険のレンタカー特約で手配するケースが増加中

代車は無料?有料?相場感の話

結論から言うと、うちの店では代車は無料です。というより、そもそも整備工場が代車を有料で貸し出すには「わナンバー」でのレンタカー登録が必要になります。普通の白ナンバー車をそのまま貸して料金を取るのは基本NGなんですね。

なので、街の車屋で「代車代3,000円」みたいな請求を見たら、それはレンタカー登録された車だからか、あるいはグレーな運用をしているか、どちらかの可能性があります。契約前に聞いておいて損はないと思います。

「代車代っていくらですか?」って聞かれるたび、「サービスです」って答えてます。その代わり、お願いしていることが一つだけあって……

代車利用でいちばん揉めるポイント:ガソリン返却

これ、現場では地味にあるあるです。

代車をお返しいただくとき、僕らがお願いしているのは「満タンで返却」ということだけ。無料でお貸ししている以上、せめてこれだけは、というお願いです。

ただ実際には、こんなやり取りがよくあります。

「ガソリン入れる時間なかったから、お金払うから入れておいてよ」

気持ちはすごくわかるんです。忙しい合間を縫って車検に来てくれているわけですから。でも正直な本音を言うと、これはちょっと困る対応なんですよね。

理由は単純で、給油メーターだけでは正確な金額がわからないこと。そして僕らが給油に行って、精算して、という手間で往復30分くらいのロスが出てしまうこと。これが積み重なると、他のお客様の作業にも影響してしまいます。

代車は基本「満タン返し」でお願いしています。時間がない場合は事前に一声かけていただけると、こちらも対応しやすいです。

お金の問題というより、時間の問題なんです。ここは正直に伝えた方がお互い気持ちよく使えるかなと思ってます。

代車で事故を起こしたらどうなる?

これも聞かれることが多いポイントです。代車自体にはもちろん保険が入っています。ただ、基本的にお願いしているのは、利用者様ご自身が加入している任意保険の「他車運転特約」を使っていただくこと。

多くの任意保険には、この特約が自動でセットされています。代車を借りる前に、自分の保険に他車運転特約がついているか、一度確認しておくと安心です。

まとめ

代車まわりのルールって、実は店によって結構バラバラです。今日話した内容をまとめると、

  • 車検・整備の代車は無料が基本(有料にするにはわナンバー登録が必要)
  • 事故・故障時は保険のレンタカー特約を使うケースが増加中
  • 返却時は「満タン返し」が暗黙のマナー
  • 代車での事故は自分の他車運転特約を使うのが基本

このあたりを知っておくだけで、車検や修理のときのやり取りがぐっとスムーズになると思います。次に代車を借りる機会があったら、ぜひ参考にしてみてください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Mat(マット)|千葉県柏市の整備工場で20年以上働く現役整備士。
クルマにまつわるお金の話、買い方、使い方を本音で発信しています。
お世辞もリップサービスもなし。現場で見てきた話だけ書きます。

目次